会員様向けに下記の内容でCSAFウィークリーニュースを配信いたしました。
◆高市政権による外国人政策の方向性
令和7年11月25日号では、「高市政権による外国人政策の方向性」をお届けいたします。
令和7年の自民党総裁選では、高市早苗氏をはじめ、各候補者が外国人政策に言及し、
共通して政策の“厳格化”を求める姿勢が示されました。
その中で当選を果たした高市氏は首班指名を受けて内閣総理大臣となり、外国人問題の司令塔体制の強化に加え、不法滞在者への対策や土地取得規制の見直しなど、関連施策の再検討を進める考えを示しました。
そして、外国人との共生にはルールの尊重が不可欠であり、何かが行き過ぎた現状を是正する必要があると指摘しました。
高市総理大臣のもとで、外国人政策に関し、政府がどのように制度改革を進めているのかを簡単にご報告させていただきます。
11月4日には「第1回 外国人の受入れ・秩序ある共生社会実現に関する関係閣僚会議」が開催され、
今後の体制や検討方針について協議が行われました。
本会議では、来年1月を目途に「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」を改訂することが決定されています。
また、11月11日には自民党において「外国人政策本部」の初会合が開かれました。
本会合では、政府側の関係閣僚会議での議論を踏まえ、以下の3つのプロジェクトチーム(PT)を設置し、検討を進めていくことが確認されました。
① 出入国・在留管理等の適正化・外国人受け入れに関するPT
② 外国人制度の適正化等に関するPT
③ 安全保障と土地法制に関するPT
今後は、来年1月の政策改訂案の提示に向けて、11月27日以降、12月にかけて有識者会議での議論が予定されています。
当協会といたしましては、悪質な違法行為への厳正な対応には賛同しつつも、その運用が優良な留学生の受け入れを阻害することのないよう懸念しており、引き続き必要な政策提言の検討を進めてまいります。
会員様向けに下記の内容でCSAFウィークリーニュースを配信いたしました。
◆外国人材育成就労制度、8分野で2年間に
令和7年9月26日号では、「外国人材育成就労制度、8分野で2年間に」をお届けいたします。
政府は9月17日の有識者会議で、技能実習に代わる新たな外国人材受け入れ制度「育成就労」の転籍制限案を公表しました。この制度は年内に閣議決定を目指し、2027年4月に開始を予定しています。
介護、建設、外食業など技能習得に時間が必要な8分野では、本人意向で転籍できるまでの就労期間を2年とし、農業や宿泊などの9分野では1年とされています。
2年転籍制限を設ける分野では、就労開始から1年経過後に勤務先に対して昇給などの待遇向上が義務付けられます。
これにより、従来の技能実習制度では原則3年間同じ勤務先での就労が必要とされた制限が緩和され、
転籍を希望する外国人労働者がより早期に新しい職場に移ることができるようになります。
新たな転籍制限案は、外国人労働者の権利保護と労働環境の改善を目指しているものの、
企業側の対応や労働法制の調整が重要な課題となります。
また、一部では国内労働法制と矛盾し、外国人労働者の権利が十分守られないとの懸念の声もあります。
制度の施行に向けて、今後も様々な議論や調整が行われる見込みです。
引き続き最新情報をお届けしてまいりますので、ぜひご参考ください。
新ビジネス日本語試験は、日本語を母語としない外国人材のビジネス日本語能力を測定し認定することを目的としたテストで、第1回試験は2023年5月に開催を予定しています。また、第1回試験に先立ち、2022年5月よりプレテストを実施いたします。
外国人材の活躍は、人口減少の進む日本において、重要なテーマのひとつであり、すでに多くの企業で外国人材が働いています。多くの企業が一般的な日本語能力を測定する試験結果を採用の際に参照していますが、試験結果とビジネスで必要なコミュニケーション能力の乖離を指摘する声は少なくありません。これからの外部人材の活躍をさらに促進するためには、企業が求める人材像を明確にし、そのために必要な能力を測定する試験が必要となります。本試験は、そのような社会的な要請に応えるべく、日本語教育の専門家・企業関係者・日本で活躍する外国人材が共同で開発しています。
「真に外国人材が日本の社会において活躍できる環境を実現すること」
これが、本会の使命であり設立した趣旨であります。その趣旨に資するための事業を展開して参ります。
日本語教育は日本の文化そのものであり、国力を示すバロメーターであると考量しております。諸外国から日本に留学をし、日本語話者となり、その後も継続して日本で活躍して頂ける外国人材の獲得と育成が喫緊の課題であり、これが日本の将来のために為すべきことであると考えております。
そのために、主催として外国人材のための「新ビジネス日本語試験」の開発を行っております。既存の日本語能力を測る諸検定・試験がございますが、全く新しい時代のニーズに適合する新試験の開発にあたり、日本語教育業界における権威である諸先生方とスクラムを組み、外国人材の採用を行っている産業界からのご要請も踏まえ、丁寧に開発を進めている所であります。また、関係府省庁や各機関への請願を必要に応じて迅速に行ってまいります。
共催としては、学校法人神戸学園グループの各学校法人・株式会社AKIとの就職フォーラム・進学フォーラムへの協賛がございます。株式会社AKIが運営するNEXTJAPANサイトと連携しての外国人材の支援についても行って参ります。
結びに、多くの日本語教育機関が抱える諸問題について本会はその改善について主体的に取り組み、本邦にとっての人的資源である外国人人材の獲得と育成、活躍に寄与するために邁進してまいります。
明るい日本の未来のために、本会と皆様の共通善となる「外国人材の獲得と育成、活躍」を創造する場として、本会の事業にご参画頂けますと大変幸甚でございます。
何卒宜しくお願い申し上げます。
法 人 名 |
一般社団法人 外国人材活躍支援協会 Career Support Association for Foreigners |
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所 在 地 |
東京都中央区日本橋堀留町2丁目3-14堀留THビル 6階
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代 表 者 |
理事長 五島幸雄 |
設立年度 |
令和3年4月30日 |
電話番号 |
03-5614-0332 |
事業内容 |
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